オンラインでフィリピンスタツア2020!

こんにちは!12代目関東コアの大川碧葉です!

2020年9月6日(日)にオンラインフィリピンスタディーツアーを開催しました🎉

TFT-UAでは、支援先であるフィリピンのバライバイ小学校を訪問する5日間のツアーを例年開催しています🇵🇭

本年度はオンライン開催とし、80名近くの方にご参加いただきました!

 

①フィリピンってどんな国?

はじめに、フィリピンに関する基本情報やクイズ、支援先バライバイ小学校についてみなさんと一緒に学んでいきました✏️

給食支援を6年間受けた子のスピーチ動画では自分たちの活動がどのように届いているのかを知ることが出来たとともに、一生懸命にスピーチをしている様子が印象的だったことと思います🗣✨

 

②スタツア2019参加者による体験談レポ!

実際に現地を訪れたからこそ気がつくことのできた発見や感じたこと、”貧困ってなんだろう”など、ユーモア溢れる経験も含めた貴重なお話を聞くことができました📝

 

③グループワーク:子どもたちの栄養不足を解消したい!あなたなら野菜の魅力をどう伝える?

フィリピンの食事情について、〈子どもたちの栄養不足を解消したい!あなたなら野菜の魅力をどう伝える?〉という題のもと少人数で話し合いを行いました🙌🏻

フィリピンで馴染みのある野菜(かぼちゃ、おくら、なすびなど)の中から1つ選択するところから始まり、次にその野菜の魅力はなにか、栄養素に注目してみたり、見た目や調理法など様々な点からその野菜の魅力を考えていきました。そんな多くの魅力をもつそれら野菜の魅力は、どのようにすればフィリピンの子どもたちに伝えることができるのか…手段についての話し合いも行いました💡

さらには、「野菜の魅力を伝える」だけではフィリピンの子供たちや家族の方々は行動(Action)に移すことができていないことに注目し、フィリピンの方々はなぜ行動【野菜を積極的に摂取する】ことが難しいと思いますか?という+αの問いについて、現状として改善が難しい理由を、話し合いを通して皆さんに考えてもらいました。

当日に提示した問いといこともありなかなか簡単に答えが出るようなものではなかったと思いますが、各グループ本当に素晴らしい意見ばかりでした🌟

ここで一部紹介させていただきます!

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Q. なぜフィリピンの方々は行動【野菜を積極的に摂取する】ことが難しいと思いますか?

A.・限られたお金でお腹を満たす⇒野菜は満腹感が得にくいため優先度が低い。お肉、炭水化物などに頼る

 ・文化や習慣の問題:親も子も野菜を食べたほうが良いという意識が低い。野菜の味に慣れていない。調理する設備がない

 ・野菜の価格が高い、生産量も多くない(雨など環境による影響も)

 ・綺麗な水の確保や肥料などの準備が大変、栽培技術の問題

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今回は行動することが難しいその“理由“の部分を考えるところまでの話し合いでしたが、グループによってその次の段階の対策方法まで話題を広げてくれていました!

各グループ有意義な話し合いができたのではないでしょうか??

 

④現地の方からのメッセージ

「コロナによる影響も踏まえたフィリピンの現在」を皆さんと共有しました。

スタツア2019でお世話になったホームステイ先のご家族にご協力いただき、事前に撮影していただいたメッセージ動画を上映しました🎬

画面を通してですが、支援先の方々の存在が身近に感じられましたね!

 

今回、右も左もわからない状態でオンラインフィリピンスタディーツアーというイベントの企画を始動しました。

想像以上の参加申し込みをしていただき、事後アンケートではとても嬉しい意見ばかりでした。

実際に訪問することはできませんでしたが、オンラインだからこそ多くの方に参加していただけたことと思います!

本イベントが、参加者にとって今後の活動のヒントや活動を改めて考えるきっかけになっていれば嬉しいです😊